カリグラフィーとは?

日本で私たちが一般的にカリグラフィーと言っている文字の元となっている手書きのローマン・アルファベットは、ヨーロッパで二千年余り前に古代ローマ人によって作られた文字です。

最初は石に彫られた文字として、その後紀元1〜2世紀にはパピルスに書かれた文字として残されたものが発見されています。

後に、中世ヨーロッパで聖書を書き写す行為(写本)の中で何世紀もの間に文字が変化を遂げ、現代見られるような様々な書体が生まれて行きました。

20世紀に入り、イギリスのエドワード・ジョンストン(現代カリグラフィーの父)らが、カリグラフィーという名称でこの手書き文字を一つの芸術もしくは工芸の分野として現代に蘇らせたものを今に引き継いでいます。

スタヂオポンテでは、できるだけカリグラフィーの起源である写本やエドワード・ジョンストンおよびその弟子たちの残した文字に触れ、それらをお手本とし、美しい手書き文字の様々な書体やその歴史、その後の活字やデジタル文字への発展についてなど文字に関する興味をお持ちの方に情報や技術をご提供できるよう務めております。

日本の書道に相通じるところもあり、全く違った顔も持つカリグラフィーの世界をご堪能していただけるよう日々精進しております。どなたでも文字が好きな方のご入会を歓迎いたします。

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